「自分のやりたいことが分からない」——
その迷いの背景には、過去の親との関係が影響していることもあります。
決して「自分が空っぽ」だからというわけではないのです。
この記事では親との関係が“今の迷い”にどうつながっているのか
気づくヒントをお伝えします。
私は母の過干渉でずっと悩んできました。
反論すると倍の勢いで返されるため
次第に自分の気持ちを伝えることはあきらめました。
中学生のころには進路まで決められ、望んでいない職業に就くことになりました。
日常生活でも、ゲームは禁止。
高校生になっても門限は17時。アルバイトも禁止。
制限の多い環境で、挑戦する気持ちや夢を持てなかったのです。
やがて私は母と同じように子どもを管理するようになっていました。
「勉強した?」「約束は守った?」口うるさく確認し
子どもの成績が上がれば安心し、下がれば落ち込む—
気付けば自分の存在意義を子どもの結果に重ねていました。
ママ友に「すごいね」と言われることで
まるで自分が認められているようで安心していました。
今は「夢を持つことは大事」だとわかりますが、
当時はそれが見えませんでした。
そして怖いのは無意識だったことです。
無意識であるということは、そのままにしていては気づけません。
ですが行き詰まったときこそ、見直すチャンスが訪れています。
親との関係を振り返ることは、
自分の迷いの原因を知る大切なヒントになるのです。
そしてさらに子どもが反抗期を迎えたとき、思いもよらなかった出来事が起こりました。
この出来事が、私にとって【自分を見失っていた】と気づく大きなきっかけとなり、
占いに向かう第一歩になりました。
次回は 「 子育ての中で教えられたこと」について書いていきます。
👉 【占いを始めたきっかけ② 子どもの一言】へ


コメント