※この記事はシリーズ②です。
👉 [前回の記事 ①「母の過干渉」はこちら ]
※過去の体験に触れます。現在進行形で困っている方は、専門の相談窓口に頼ってくださいね
子育ての中で「子どものため」と思ってしていたことが、
実は自分の不安を映していただけだった…。
この記事では、子どもの一言から気づいた体験を通して
子どもとの関わりを見直すヒントをお伝えします。
1.守っていたのは誰の心―子ども?自分?
子どもを思う気持ちが強いほど、私は生活を細かく整えようとしました。
時間、勉強、約束事――守れたか、進んでいるか。
気付けば「子どものため」のはずが、
「不安な自分を落ち着かせるため」になっていました。
2.子どもの一言
ある日、子どもの口から出たのは
「もう死にたい」
頭が真っ白になりました。
「私は間違えたんだ」
「もうやり直しがきかないかもしれない」
そんな気持ちでいっぱいになりました。
3.子どもではなく“自分の不安”を見ていた
私はコントロールしていました。
それは私がされて苦しかったやり方と同じ。
私は“何者でもない”
“もっと勉強すれば違う未来があったのではないか?”
そんな思いを子どもに投影していたのです。
4.変化の一歩:謝る/話を聴く/見守る
もちろんすぐには変われません。3つだけ意識をしました。
・謝る:素直に「ごめんね」と言うことから始めました。
・聴く:話を最後まで聴き、自分の意見を押し付けない。
・見守る:禁止にしていたゲームも「大丈夫」と任せました。
黙って見守ることは子どものメンタルがどうなるか心配でした。
ですが後に聞くと、この期間に好きなことを見つけたとのことでした。
少しづつ「見守る力」へ変えた結果
今は私と子どもの関係もだいぶ改善しています。
時間はかかりました。
それは子育てを見直すだけでなく、
自分自身を振り返る必要があったからです。
次回:③「タロットとの出会い、学び始めた理由」
この出来事をきっかけに、私は自分を見失っていたことをはっきり自覚しました。
そして、心の整理と行動のヒントを得るために模索し始めました。
→ つづき:占いを始めたきっかけ③ タロットとの出会いと、学び始めた理由 へ


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